子ども向けチアリーディングクラブを運営する絵梨さん。売上・信頼構築に悩んでいた彼女が、ビジネスを飛躍させ、全国大会出場で幕張メッセのステージに立つまでの変化と成長のストーリーを伺いました。

北沢 絵梨さん
チアリーディングクラブオーナー
日本体育大学チアリーダー部「VORTEX」出身。
大学で地域スポーツを学び、卒業後はチアリーディングの魅力を地域に伝えるチア体験会を行いながら、指導と普及活動に邁進する。
2007年、東京・光が丘にチアリーディングクラブ「PURPLE THUNDERS」を設立。
指導歴20年。生徒33名とその保護者、コーチ2名を率いる。
チアリーディングを通して子どもたちの「やりたい!」を引き出し、自信と笑顔を育てながら、教室を経営、自身も指導にあたる。
◎ホームページ
https://purple-thunders.com/
自己紹介をお願いします
はい。北沢絵梨と申します。
私は子どもたちのチアリーディングクラブの指導と運営をしています。
現在、生徒は33名いまして、その保護者の方々の対応も含めて、日々活動しています。
指導歴はもう20年になります。クラブ自体は、立ち上げてから18年目になります。
プライベートでは、年長の子どもをひとり育てています。どうぞよろしくお願いします。
活動は東京都練馬区の光が丘という地域で行っています。
サービスを受ける前は、どんなことに悩んでいましたか?
私はチアリーディングクラブをやって17年になるんですけれども、売上がなかなか伸びなかったっていうところと、もう一つ、保護者さんのご意見にとても振り回されていたところが多くて。
毎月1回以上は大きい課題があって、それを目の前で解決していっても、なかなか改善されなかったり、ご意見の数が減らなかったり…。対応しても感謝されなかったっていうのが、いちばんの悩みでした。
──(溝端:それはどのくらい続いていたんですか?)
そうですね、5〜6年ぐらい続いていました。
「こんなふうになりませんか?」っていうご意見をいただいて、対応すると、今度は別の保護者さんから「どうしてそういうふうに変えたんですか?」って言われたり。
改善しても対応しても、また別のところから課題が降ってきたりして。
そのたびに変えてしまうので、チームの方針がぶれてしまって、なかなか思うようにチーム運営が進まなかったんですね。
ぶれることで、保護者さんからの信頼がなかなか積めなかったっていうところが、一番の悩みでした。
サービスを受けて、ビジネス、働き方・生き方はどのように変化しましたか?
まずは、お客様のご意見に振り回されることが全くなくなったっていうところが、いちばん大きいです。
それから、退会率がガクンと減りました。
2023年には10人辞めていたところが、2024年度には2人になって、退会者が5分の1になったっていうのが、いちばん大きかったです。
あとは、値上げをしたっていうところです。
それでも、保護者さんも生徒さんも来てくださって、売上も上がったっていうところが、すごく改善されたところです。
それなのに、自分の時間も増えて、お客様の信頼度も増した感覚はすごくありました。

なぜ、それができたのですか?工夫したことはありますか?
まずは、お客様の本当の望みがヒアリングできるようになったことが、一番大きかったと思います。
お客様がおっしゃっていることの、その後ろにある本当の望みを注意深く聞くことができるようになって、信頼関係も深くなりましたし、寄り添えるようにもなりました。
それによって、私自身の精神的な負担もすごく減ったと思います。
あとは、値上げをしたことも大きかったです。
値上げすることによって、最初は「生徒さんが減っちゃうんじゃないかな」ってすごく心配だったんですが、逆に、本気度の高いお客様が増えたんです。
要は、チアリーディングに時間とお金を投資できるような、本気度の高いお客様が増えたことで、チームの熱量もすごく上がりました。
それと、クラスの人数が増えたので、新しいクラスを立ち上げることができたり、今年度からは選手の育成クラスも作ることができたりして、すごく盛り上がっています。
──(溝端:生徒さんを増やすために何に取り組まれましたか?)
はい、(溝端に言われて)まず集客のアイデアを20個書き出すっていうことをやりました。
最初は、「20個なんて無理だろう」って思ったんですけど(笑)、実際に書き出してみたら、「これとこれを組み合わせたら、もっといいアイデアになるかも」とか、どんどん新しい発想が生まれてきたんです。
具体的には、ポスターを貼ったり、チラシを配ったり、公民館に掲示させてもらったり、SNSを始めたり、ホームページを立ち上げたり、LINE公式を作ったり。
とにかく今できることを一個ずつ試していきました。
その結果、生徒さんが増えて、今年は全国大会にも出場できるようになりました!
全国大会は幕張メッセで開催されて、うちのチームの子たちもあのキラキラした舞台に立つことができたんです。
みんなに全国の舞台を経験させてあげられたことが、本当に嬉しかったです!

サービスを受けて学んだことは何ですか?
一番は、自分で決めて動けるようになったことです。
それまではプライベートでも仕事でも、「これが正解かな?」「これで合ってるかな?」って、すごく正解を探してしまっていて、動き出すのが遅かったんです。
でも、マリさんから「3秒で決める練習をしましょう」って言ってもらって、とにかくまずは自分で決めて、やってみる、ということができるようになりました。
たとえば、焼き芋を買うときに、「紅はるかと安納芋、どっちが美味しいんだろう」って悩んでいたんですけど(笑)、マリさんに「3秒で決めましょう!」って言われて。
もし美味しかったらラッキーだし、もしそうじゃなくても、バター塗ったり温めたり砂糖かけたり、自分で工夫して美味しくすればいいっていうふうに言ってもらって、「あ、そっか、自分で正解をつくればいいんだ」ってすごく腑に落ちました。
それから、時間の使い方がすごく変わったのも大きかったです。
今までは目の前のお客様対応だけでいっぱいいっぱいだったんですけど、対応に追われなくなって、集金や連絡もオンライン化したことで、週に25時間ぐらい自分の時間が増えました。
その時間で、ずっとやってみたかったことに挑戦できるようになりました。
たとえば、初めてクリスマスイベントを開催することができたんです!
それまでは、日々の業務で手いっぱいだったので、「イベントなんて無理無理!」って思ってたんですけど、時間ができたことでクリスマス会を企画して、自分たちのチームだけじゃなくチームのお友達も招待してチアを体験してもらえる機会を作れたんです。
それに、自分の体のメンテナンスをする時間もとれるようになって、早寝早起きもできるようになったので、仕事のパフォーマンスもすごく上がりました。
「動いたから結果が出た」「やったからできた」って思える自分になれたことが、いちばん大きな成長だと思っています。
コミュニティに入って良かったことは何ですか?
コミュニティは業種がいろいろ方がいらっしゃるんですけど、だからこそ気づけることがすごく多くて。
たとえば、うちのチームには男の子がいなかったので、「男の子歓迎って、なんで書かないんですか?」って他の方に言われて、「確かに…書いたことなかった!」って気づいて。
実際に書いてみたら、男の子の体験申し込みがあったんです!
あとは、どんな意見も“正解ですよ”って受け入れてもらえる空気感があって、安心して何でも話せるんです。
人の目を気にしたり、忖度したりしなくていい場所。
私にとっては、気づきとアイデアがあふれる宝箱のような場所ですね!

今後の目標を教えてください
私の目標は、大きく4つあります。
まず1つ目は、生徒さんをもっと増やしたいということです。それと合わせて、売上ももっと上げたいと思っています。
2つ目は、初心者さんでも全国大会に行けるチームを作りたいっていう目標です。
うちの地域って、結構チアのチームがたくさんあるんですけど、その中でも、「絵梨さんのチームに入りたい」って選んでもらえるチームにしたいなって思っています。
3つ目は、私が現場にいなくてもチームが回る仕組みを作りたいということです。
今までは、私が全部見なきゃいけなかったんですけど、これからは、指導者を育成したり、サポートスタッフを増やしたりして、チームが自走できる形を作っていきたいと思っています。
最後4つ目は、ほかのチアリーディングのオーナーさんたちを応援したり、支援できるような仕事をしたいなって思っています。
同じように悩んでいる人たちの力になれたらいいなって、今は考えています。
最後にメッセージをお願いします!
もしこの動画を見てくださっている方が、今、マリさんのコンサルを受けようか迷っているなら、もう迷わず申し込んでほしいなって思います。本当に、マリさんのサポートは心からおすすめできます。
私も最初はすごく迷ったり不安もあったりしたんですけど、実際にサポートを受けて、ビジネスも働き方もすごく成長できたので、早く一歩踏み出してほしいなって思っています。
そして、もしご縁があったら、一緒にビジネスを成長させながら頑張っていけたら嬉しいなと思っています。
──(溝端:今日はチアリーディングクラブのオーナーの北沢絵梨さんにインタビューさせていただきました。生徒さんを増やして、全国大会に出場された。そしてご自身の時間をどんどん増やして働き方の自由度上げていらっしゃる。そんなお話を聞かせていただきました。絵梨さん今日はお時間いただきありがとうございました!)

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