お財布やバッグを展開する皮小物ブランド「pettica」代表・片山美智代さんにインタビュー

アトリエで制作する片山美智代さん

お財布やバッグの人気ブランド「pettica」代表・片山美智代さん。

アトリエを構え、講座を開催したり、今年2月も銀座松屋に出店したりと大活躍。

全国にファンがいる人気作家・美智代さんのVisionary Voice、ぜひお読みください!

◎片山美智代さんが展開する皮小物ブランド「pettica」
https://pettica.jp

Contents

今の仕事をして良かったことは何ですか?

一番は、やっぱり「自分の思うようにやれること」かなと思います。

一人だからっていうのもあるけど、それだけじゃなくて、自分の能力を一番発揮できるのが、この働き方だったなっていう感じがします。

最初から世界観があったわけじゃないんです。
正直、文章も書いたことがなかったし、人に読まれる文章なんて全然わからなかった。

事実しか書けないというか、「かま口を作りました」みたいな表面的なことしか書けなくて。

でも、少しずつ、

  • なぜそれを作っているのか
  • どんなこだわりがあるのか
  • 作るときの感覚や痛み
  • 本当はちょっと迷ったことや葛藤

そういうことも言葉にしていくようになって。

最初は「こんなこと書いても意味あるんかな?」って思ってたけど、意外とそこを求められてるってわかってきたんですよね。

言語化していくと、自分の中で腹落ちするんです。「あ、私ってこれを伝えたいんだ」ってはっきりする。

自分の哲学とか、価値観とか、それを言葉にしていくことで、自分の軸ができていった感じがします。

結局、発信できないとか、値上げできないとか、続かないとか、その根本って、だいたい自信の問題なんですよね。

でも、言語化して、小さくやってみて、できたっていう成功体験を積む。
その繰り返しで、少しずつ自信がついていった。

ものづくりしている人ほど、自分のこだわりを言い切れないのは、もったいないと思うんです。

自分の当たり前が、実は一番の価値だったりするから。

アトリエで制作する片山美智代さん

苦しかったことは何ですか?どうやって乗り越えましたか?

一番最初に「ものづくりを仕事にする」って舵を切ったとですね。

親や身内など周りから反対もあったし、自分でも「無理かも」って思い込んでいたところがあった。

でも、やりたいのにやらないまま終わるのは嫌だなって思ったんです。

そこからは、ひたすら自分と向き合いました。自分は何をしたいのか、本当にやりたいのかを言語化していった。

腹落ちしたら、もう動くしかないなってなった感じです。


あとは、リアルな話をすると、資金繰りですね。

売上はあるけど、生活を安定させるには足りない。
毎月「支払いどうしよう」って思ってた時期もありました。2年くらい前かな、結構最近です。

それまでは、なんとかなるやろって思ってたんですよ。入ってきたら出す、みたいな感じで。

でも、それじゃステージは上がらないなって気づいて、全部、収支を書き出しました。

  • 固定費はいくらかかってるのか
  • 最低いくらあれば回るのか
  • 目標はいくらなのか

そこから逆算して、今売れるものは何か、「どれくらいの見込みが立つのか」を考えるようになりました。

見込みが立つようになってから、事業の計画が立てられるようになって、毎月キャンペーンを打つとか、キャンペーンを打ったらどれくらいの売上げになりそうかもわかって、具体的に動けるようになった。

そうしたら、精神的にも全然違いました。

やっぱり、感覚じゃなくて、ちゃんと向き合うことが大事なんやなって思います。

制作途中の財布を見せる片山美智代さん

これからやりたいことは何ですか?

ものづくりとしては、やっぱり新商品は作りたいですね。

バッグとか、具体的に「これ作りたいな」って思ってるものもあるし、海外でポップアップも一回やってみたいなって思ってます!

ヨーロッパが一番好きなんですよ。だからできるならヨーロッパでやりたい。

でも、出店って考えるとアジアのほうが現実的なんかな、とか。台湾とか韓国もいいなとか。

まだ「ここで絶対やる!」って決めてるわけじゃないけど、いつかはやりたいなっていう感じです。


それとは別で、ビジネスの話もやっぱり好きなんですよね。

以前やっていた講座、今ちょっとお休み中なんですけど、またやりたいなと思ってます。

ただ、正直、今はまだ「大きくやりたい」とかではなくて、やっぱり今はpetticaのほうをもっと育てたい気持ちもある。

ものづくりはやっぱり好きやし、作りたいアイテムもあるし、どんなこと仕掛けようかなって考えるのは楽しい。

でも、「職人」って言われると、ちょっと違う気もするんですよね。

プロダクトを考えて、企画して、発信して、もしかしたら私は“プロデュース側”なのかも。

作家さんをどう売上につなげるか、どうプロデュースするか。

0→1の人というより、すでにやってるけど、もっと突き抜けたい人のほうが、私には向いてるかもしれないなって。

マインドも含めて整えて、その人のブランドを伸ばしていく。そういうことは、やっぱり好きなんですよね。


あと、個人的には海外旅行に行きたいです(笑)

来年、息子とヨーロッパ旅行に行けたらいいなと思っていて。フランスとかイタリアとか。

「視察」って言いながら、ここで展示会できたらいいな、とか想像してみたり。

やっぱりアウトプットばかりだと枯れてくるから、ちゃんとインプットもしないといけない。

韓国に久しぶりに行ったときも楽しかったけど、やっぱりアメリカとかヨーロッパは、世界観が全然違う。

あの“違い”に触れると、刺激になるし、ものづくりにも絶対いい影響が出ると思う。

もしかしたら、全然違うやりたいことがまた出てくるかもしれない。

それも含めて、ちょっと楽しみですね!

(溝端)美智代さん、今日はありがとうございました!

片山美智代さんと溝端マリ

Information

支援内容

「旧)ブランディング講座」受講と合わせて、以下の支援をさせていただきました。

  • 強みの洗い出し、ペルソナ設定、方向性の整理
  • ものづくりビジネス講座の企画
  • 補助金活用

片山美智代さんの皮小物ブランド「pettica」情報

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