SNSやブログで発信しているのに、なかなか反応がない…そんな悩みを抱えていませんか?
実際に、私のところにもこんなご相談がよく届きます。
もう何ヶ月も発信を続けているのに、お申し込みがほとんどないんです。
でも、何が原因なのかわからなくて…
真面目に取り組んでいる起業家さんほど、悩みやすいテーマかもしれません。
きちんとブログやSNSで発信しているし、サービスページも整えている。インスタやYouTubeなどもチェックして、自分なりに改善もしている。それでもなぜか「反応がない」・・・。
今日はそんな方に向けて、「SNS・ブログで反応がない本当の原因」と、起業家が陥りがちな2つの落とし穴についてお伝えします。
SNS・ブログで反応がないのはなぜ?起業家が見落としがちな2つの原因
こんにちは!溝端マリです。あなたのビジョンに「濃いファン」が集まる、10年続くブランド構築をテーマに、働き方の自由度を高めたい起業家・経営者様をサポートしています。
丁寧に発信しているのに、なぜか反応がない…。
その原因として、起業家の方が無意識のうちに陥りやすい2つの落とし穴があります。
原因1:理想のお客様像がリアルに描けていない
発信が届かない最大の理由のひとつが、「誰に向けて発信しているのか?」が曖昧になっていることです。
言い換えると、理想のお客様像(=ペルソナ)がぼやけている状態。
たとえば、あなたの発信が「誰にでも当てはまりそうな、やさしい言葉」であふれていたら、読む人は「これは私のためのメッセージだ」と思えないのです。
実際、私のところにご相談に来られる方でも、
- 「ターゲットは30代〜40代の、子育て中のママです」
- 「仕事に対してやる気がある、バリバリ働く女性を応援したいです」
といったふわっとした表現になっている方がとても多いんですね。
ですが、理想のお客様像を明確にするというのは、「属性(年齢や職業)」を並べることではありません。
大切なことは、その人の“今の悩み”と“叶えたい未来”を具体的に想像できているか?ということなんです。
その精度が高くなればなるほど発信の言葉に温度が生まれ、「これ、自分のことだ…」と感じてもらえるようになります。
理想の読者像を明確にしたことで、反応が劇的に変わった事例
実際、継続サポートさせていただいた子ども向け英語講師の方も、以前は「子どもに英語を教えたい、小学生〜中学生のお子さんを持つお母さん」という、ふんわりしたペルソナで発信を続けていました。
ですが、そのままでは「誰に向けて話しているのか」が曖昧で、ブログやSNSからのお問い合わせはほとんどなかったんですね。
一緒に、「どんな価値観を持った親御さんに届けたいのか?」「その方がどんな未来を望んでいるのか?」を深掘りし、単なる“英語教育”ではなく「自己肯定感を育む子育て」という軸に、対象年齢を小学2年生以下に、再定義しました。
すると、「この教室に通わせたい」と感じる親御さんが増え、ブログやSNS、ご紹介を通じて体験レッスンの申込みが続き、生徒数は4倍に。人気教室となり、英語講師向けコミュニティの立ち上げにもつながりました。
ペルソナを具体化し、「どんな人の、どんな未来に貢献したいか」を明確にしたことで、言葉も、届け方も、ガラッと変わっていった事例です。
このように、理想のお客様像が曖昧なままだと、どんなに想いを込めて発信しても、なかなか届きません。
届けたい相手が明確になった上で、どう伝えるか?次に大切なのが、“相手目線の伝え方”です。

原因2:伝え方が“相手目線”になっていない
理想のお客様像をしっかり描けたとしても、その人に「どう伝えるか」がズレていると、やはり反応にはつながりません。
ここで大事なのは、「伝えたいことを話す」のではなく、「相手が受け取りやすい形で届ける」という視点です。
例えば、自分の専門知識や熱意を伝えようと頑張っているのに、相手には「なんだか難しそう」「自分とは関係なさそう」と受け取られてしまうこと、ありませんか?
あなたが発信している言葉は、理想のお客様が“今いる場所”からちゃんと届く表現になっているでしょうか?
- 専門用語を使いすぎていないか?
- 相手の「今の悩み」から話し始めているか?
- 「どうなれるか(未来)」を伝えているか?
このような視点で伝え方を見直すと、「伝えているのに届かない」状態から抜け出せるヒントが見えてきます。

まとめ:SNS・ブログの反応がないときこそ、“基本の2つ”を見直す
SNSやブログで発信しても反応がない…。
そんなとき、まず見直したいのは次の2つです。
- 理想のお客様像がリアルに描けているか?
- そのお客様に届く伝え方になっているか?
テクニックや映える投稿、セールスノウハウを学ぶ前に、この基本の2つを丁寧に整えることが、ブランドの土台になります。
理想のお客様像を「ペルソナ」と言ったりしますよね!私自身、ペルソナの設定方法については、繰り返しあちこちで伝えてきたつもりですが、それでもまだ正しく伝わりきれていないんだなと、強く実感します。
「ペルソナ設定」の方法をマーケティングの初心者の方にも、わかりやすく丁寧にお届けしていきたいと思うのですが、まずは、こちらの「ペルソナ設定シート」もぜひご活用くださいね。

さて、今週は海が見える場所でワーケーションしていました♪
海を眺めていたら無性に入りたくなったので、スニーカーを脱いで足をつけたら・・・めちゃくちゃ冷たかったです!笑 でも、海に入ると、生き返るような感覚になります♪あなたにも海でも山でもそういう感覚、ありませんか?^^

株式会社ビジョンデザイン
溝端マリ

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