発信を頑張っているのに、「届いていない気がする」「発信しても反応が薄い…」と感じたことはありませんか?
それは、ブランディング視点での発信設計ができていないサインかもしれません。
SNSを取り巻く環境は大きく変化しており、これからの発信には“未来基準”の視点が欠かせません。
この記事では、クライアント向けに実施した「発信チェックリスト」の結果とともに、これからの発信で意識したい3つのポイントをお伝えします。
コーチ・コンサルタント・カウンセラー・クリエイター・専門職などの一人起業家や、施術系サロン・店舗オーナーさんへ、SNSだけに頼らない、自分らしい発信のあり方を見つめ直すヒントになるよう書いていきますね。
SNS時代に変化が起きている?発信チェックリストで見えた傾向

こんにちは!溝端マリです。
あなたのビジョンに「濃いファン」が集まる、10年続くブランド構築をテーマに、働き方の自由度を高めたい起業家・経営者様をサポートしています。
今の発信は本当に届いているの?
SNSが普及し、誰もが気軽に発信できる時代だからこそ、「フォロワーがいる=見られている」「投稿している=伝わっている」とは限らなくなってきています。
そこで先日、クライアント向けに開催した勉強会の中で、「発信チェックリスト」20問を実施。
SNSやブログ、ホームページなどの活用について、日々どんな感覚で接しているかをアンケート形式で聞いてみました。

↑勉強会「SNSだけじゃない!自分らしい発信スタイルを見つけよう!」
参加できなかった方にもご案内したところ、2日間で合計20名の回答が集まり、今の“リアルな傾向”が浮かび上がってきました。
▼特に注目だったのは以下のような項目です!
「発信チェックリスト」結果の一部を紹介
●SNSは、フォローしたけど投稿を見なくなったアカウントが増えている
→ 85%が「そう思う」と回答。発信が埋もれやすい現実が浮き彫りに。
●メディアにおすすめされた投稿より、「この人だから読む」を大切にしている
→ 80%が共感。「誰が発信しているか」がより重視されるように。
●SNSから1万円以上のサービスに申し込める
→ 半数以上が「そうでもない」。信頼構築には他の接点も必要という示唆に。
●公式サイト(ホームページ)を見るのは信用判断に影響するか
→ 80%が「そう思う」と回答。ホームページの信頼性は依然として重要。

実際のクライアント勉強会での「発信チェックリスト」の結果より、特に傾向が顕著だった4項目をグラフでまとめました。
注)私のクライアントアンケートの結果であり、あなたのお客様の傾向とは異なる場合があります。
これらの結果から見えてきたのは、「量よりも信頼・関係性を大切にする流れ」が発信の世界でも加速しているということ。
今は“何を発信するか”以上に、“誰から発信されているか”が重要視される時代。これはまさに、ブランディングによって信頼や共感を築く流れとも言えます。
「どんなメディアで、どう関係性を築くか?」が、これからの発信には欠かせない視点になっていきそうです。
これからの発信で大切にしたい3つのポイント

「発信=SNS」というイメージが定着してきた今、その在り方を一度、見直すタイミングが来ているのかもしれません。
クライアントの皆さんの傾向や、チェックリストの結果から見えてきたのは、これからの時代に合った“ブランディングを意識した発信”をしていくために、特に大切な3つの視点があります。
Point1)Instagramだけに頼るのはリスクが高まっている
Instagramは今でも大切なツールですが、「発信しても見られない」問題が深刻化しています。
実際に「フォローしたけど見ていない」という声は85%にのぼり、投稿が埋もれてしまう現象が当たり前になってきました。
これから新たに集客したい方がインスタに力を入れるには、投稿の質と量、継続力というコミットが必要不可欠です。
一方で、既にある程度フォロワーがいる人にとっては、同業者が減っている今こそ発信の個性と価値を磨いて活用するチャンスと言えるかもしれません。
Point2)伸びているSNSよりも「相性の良いメディア」を選ぶ
新しいSNSは次々登場しています。
Threads、Voicy、YouTube、stand.fmなど、選択肢が増えすぎて、迷う方も多いですよね。
大切なのは、流行っているかどうかより、自分との相性。
「続けやすさ」や「伝えたいこととの相性」を優先して選ぶことで、発信に無理がなくなります。
トレンドを追いすぎて疲弊するより、自分に合った場所を育てていく視点が、これからの時代には合っています。
Point3)ホームページを「信頼資産」として育てていく
SNSでの出会いは「きっかけ」にすぎません。
本当にお申し込みや信頼につながるのは、ブログやホームページを通じた“深い接点”です。
実際、チェックリストでも「公式サイトを見るのは信用判断になる」と答えた人が80%にのぼりました。
私自身も、ブログ記事を読んでくださった方からのご相談は成約率も高く、関係性が深まりやすいと感じています。
ホームページは、まさに自分の世界観や価値観を伝える“土台”。今こそ、じっくり育てる価値のあるメディアです。
【事例紹介】ホームページから月30名のメルマガ登録!薬膳の専門家・Kさん
継続サポートさせていただいている食と薬膳の専門家Kさん。
「ホームページ(ワードプレス)のブログを定期的に更新」し続けることで、少しずつファンを増やしてきました。
今では「検索からのメルマガ登録が月平均30名」にのぼり、そこから個別相談にもつながる流れができています。
お申し込みの際に「ブログを見て共感した」「信頼して申し込んだ」と言ってくださる方は、最初から関係性ができているケースが多く、Kさんにとって発信そのものが“信頼の資産”になっているのを実感されています。
さらに最近では、WEB広告の活用をスタートし、わずか2ヶ月で200名のメルマガ読者が増加!
広告で出会った方がブログやホームページを読み、信頼が深まる流れが生まれています。
「WEB広告 × ホームページ」の組み合わせで、Kさんは信頼と集客を同時に育てていて、コツコツと信頼を積み上げる発信が、長く愛されるブランディングへとつながっています。
発信が「信頼資産」になるか、「流れて終わる投稿」になるかはあなた次第

「SNSに投稿しても、流れて終わってしまう」
「毎日頑張って発信しているのに、積み上がっていく感じがしない」
そんな声をよく耳にします。
今の発信スタイルは、未来のあなたにとって、何を残してくれるでしょうか?
発信が“信頼資産”となるか、それとも“流れて終わる投稿”になるかは、どこに力を注ぐか・どんな視点で発信するかによって変わってきます。
たとえばSNSは、「出会いのきっかけ」には最適ですが、深い共感や信頼まで育てるには不十分な場面も多くあります。
一方で、ホームページやブログは、あなたの考えや想いを「ストックできる場所」であり、メルマガは「関係性を深める場所」、長期的に見て非常に強いツールになります。
読まれ方や反応に一喜一憂するのではなく、「5年後、10年後も誰かの役に立つ発信になっているか?」そんな視点で、今の発信を見つめ直してみてください。
あなたの発信、未来基準に整えませんか?

「このままでいいのかな…」
「何かを変えたいけど、何から手をつけたらいいかわからない」
そんな風に感じたら、それは、今の発信スタイルを未来基準にアップデートするサインかもしれません。
- SNSで何を発信したらいいかわからない
- ホームページやブログがうまく活かせていない
- 自分の発信が、誰に届いているのか見えづらい
- メディアごとに印象やメッセージがバラバラになっている
そんなモヤモヤを感じている方にこそ、一度立ち止まって「これからの方向性」を整理する時間が必要です。
これまで、多くの起業家の方とともに“想いやビジョンに合った発信”を整え、ファンとの関係性を育てるお手伝いをしてきました。
発信には、技術だけでなく「軸」が必要。その軸が定まることで、どんなメディアでも一貫性が生まれ、自然と届けたい人に届くようになります。
自分らしい発信の軸を持つことで、自然と“選ばれるブランディング”ができていきます。
これからの発信を、“一時的な投稿”ではなく、信頼され、選ばれるブランドづくりの第一歩に変えていきませんか?
溝端マリ

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