こんにちは!溝端マリです。
少しの「濃いファン」で10年続くブランド構築をテーマに、働き方の自由度を高めたい起業家・経営者様をサポートしています。
はじめに:起業3年以上、いま感じている違和感は成長のサイン
起業して3年以上経ったあなたへ。
これまでがむしゃらに頑張ってきたけれど、最近、こんなふうに感じることはありませんか?
- 「売上が伸び悩んでいる気がする」
- 「お客様との関係性が続きにくい」
- 「仕事に不満はないけれど、現状に違和感を感じている」
もし心当たりがあれば、それは単なる停滞ではなく、次のステージへ進むサインかもしれません。
ビジネスも、自分自身も、成長すれば価値観や目指す方向が変わって当然。
そんなタイミングこそ、商品ブラッシュアップとリブランディングに取り組む絶好のチャンスです。

起業初期と今、求めるものは変わっていく
起業当初は「とにかくお客様を増やしたい」と思い、単発相談やセミナーを開催して、新しい人との出会いを求めていた。
でも今は、「もっと自分らしさを大事にしたい」「本当に求めているお客様と出会いたい」そんなふうに思うようになっていませんか?
できれば、長くリピートしてもらえる関係性も築きたい。
そんな願いが、自然と芽生えているかもしれません。
ところが現状はどうでしょう?
- 本気度が高くないお客様もお越しになったり
- 短期的な関わりで終わったり
- 求められるまま商品を増やして、ラインナップが膨らんでしまったり
結果、「何をしている人なのか」伝わりにくくなっている……
そんな方も、少なくありません。

商品やブランドは「変わっていく」もの
商品やサービスは、立ち上げたときのままでずっと売れ続けるわけではありません。
お客様も、自分自身も、時間とともに変化していきます。
そんなときに必要なのが、「商品ブラッシュアップ」と「リブランディング」です。
リブランディングとは、対象者や市場環境の変化に合わせて、ブランドのイメージや提供価値を再設計すること。
リブランディングというと、「これまでをすべて壊さないといけない」と感じるかもしれません。
でも実際は違います。
今ある商品やブランドを、今のあなたに合わせて「磨き直し」「見せ方をアップデートする」こと。
これが、次のステージへ進むためのカギになります。

スターバックスに学ぶ、リブランディングのヒント
リブランディングと聞くと、大きな企業の話に思えるかもしれません。
でも、私たち一人起業家にも大きなヒントがあります。
たとえば、スターバックス。
スターバックスは単なるコーヒーショップではなく、「サードプレイス(家でも職場でもない、心地よい居場所)」というコンセプトを打ち出し、お客様に体験を提供するブランドへと進化しました。
コーヒーという「商品」そのものではなく、「スターバックスで過ごす時間」という体験価値を伝えることで、ファンを増やし、今のブランド力を築いています。
一人起業家にとっても同じことが言えます。
商品やサービスそのものだけでなく、あなたと関わることで得られる「変化」や「体験」を伝えること。
これが、リブランディング成功のヒントになるのです。

まずはここから。今すぐできる2つの問い
大切なことは、「今の自分」と「これから出会いたいお客様」をもう一度見つめ直すこと。
今すぐできる、2つの問いかけをご紹介しますね!
Q1. この5年で得たものは何ですか?
まずは、あなた自身のリソースを洗い出しましょう。
- この5年間で培った経験
- 身についたスキル
- 得た実績
- 変化した価値観
これらを棚卸しすることで、「今のあなたが本当に提供できる価値」が見えてきます。
最初に作ったサービスやコンテンツは、もう「過去の自分」が作ったものかもしれません。
今のあなたが、もっと自然に、もっと誇りを持って提供できるものは何でしょうか?書き出してみると、意外な強みや新しい方向性が見つかることもありますよ。
Q2. これから出会いたいお客様は誰?
次に、未来のお客様像(ペルソナ)を設定しましょう。
- これまで関わったお客様の中で、特にやりがいを感じた人は?
- 「もっとこんな方と出会いたい」と思える理想のお客様像は?
- その人にとって、あなたはどんな存在でありたいですか?
「今のお客様」を基準に考えるのではなく、「これから出会いたいお客様」に合わせてビジネスを整えることが、次のステージをつくるポイントです。
ここをクリアにすることで、商品設計やメッセージも自然と変わっていきます。
▼これからの理想のお客様像(ペルソナ)の設定に、こちらのシートもぜひご活用ください!


まとめ:あなた自身の成長を、ビジネスにも映し出そう
商品やブランドは、あなた自身の成長とともにアップデートしていくものです。
それは、起業家として当たり前で、むしろ自然なこと。
「なんだか違和感があるな」「今のままでいいのかな」そんな小さなサインを見逃さないようにしたいですね!
今が自分と向き合い、ビジネスを進化させるタイミングかもしれません。
溝端マリ
