ビジネスに自信と納得を。今に繋がるきっかけを振り返る。
こんにちは!溝端マリです。ブランディングをテーマに、起業家や事業主様の世界観づくり・ファンづくりをサポートしています。
先日、映像ディレクターの佐藤安南さんと対談ライブさせていただいたのを機に、このところ色々思い返していました。 ▶︎Facebook対談ライブレポはこちら
ビジネスに限りませんが、いま続けていることには全てきっかけがありますよね!そのきっかけを知ることで、今やっていることに納得したり、やっぱりこれで良かったんだって腑に落ちたりすることがあると思います。自信に繋がる方もいらっしゃるはず。あなたはどうですか?
対談ライブの中で触れていますが、中学生の頃は色々な作品コンクールに応募して入賞させました。高校生の頃は、写真コンクールには毎月応募し、その他の作品コンクールには年に数回応募して、とにかくあれこれ入賞させました。
ライブの中では、入賞させたことは、つまり分析・検証の繰り返しで、それが今に繋がっている、というやりとりになっています。「中学生のころからマーケティングしていたんですね!」とご視聴くださった方からメッセージもいただきました。
なのですけどね、そもそも作品コンクールに応募するようになった、最初のきっかけはなんだったかな~と考えていたんですね。
ここからは私の思い出話しですので、ご興味のある方だけお付き合いください。
でも、お客様と深く関わるご職業の方や、たくさんの人と浅く関わるよりも、少なくても人と深く濃く関わりたいと思う人には、なにかピンとくるものがあるかもしれません。
きかっけは、小学3年生の日記。
きかっけは、小学3年生のときです。
この頃から性格は物静かで、当時から時々、自分の世界に入りたがる子でした・笑。その時の担任は、私が通う小学校に赴任したばかりの、24歳か25歳のお若い女の先生。当時の私はいつも「私の先生は学校で一番キレイ!」 と思っていました^^
3年生の1学期が始まって早々に、その担任の先生から宿題として、日記を書くように言われたんですね。それで、 A4サイズで、縦に10本くらい線が入っただけの用紙が配られました。
日記だから、毎日書くように言われたはずなんですけど、クラスメイトのほとんどが、1学期の途中で日記を書くのを辞め、あとは運動会など行事の時だけ書く、そんな子も多かったような記憶があります。
それなのに、なぜか私は書き続けたんですよね。みんなが書くのを辞めたのに、私は書き続けました。書き続けた理由は、日記が好きだったからではないんです。先生が日記を「宿題」と言ったからです。
2学期の作文コンクール。
2学期の後半のある日、「はじめて、逆上がりができた」という内容の日記を書いたんです。子供らしいというか、絵に描いたようなネタですよね!笑
先生はその日記に添削を入れてくださって、原稿用紙に書きなおして来るようにおっしゃいました。
その時、なんで私だけ追加の宿題が出るんだろう・・・と思ったけど、特に疑うこともなく、原稿用紙に書きなおして提出。たしか、何度か添削・修正を繰り返したような気がします。
ある月曜日の全校朝礼で、私は突然名前を呼ばれ、作文コンクール入賞で表彰されました。それが生まれて初めての表彰でした。逆上がりの日記です。
先生が作文コンクールに出してくださったことも、入賞したことも、事前に何のお知らせもなかったので、ただびっくりしたのを覚えています。
そして、また日記を書き続けました。
書き続けたモチベーションはなんだったのか、もう一度考えてみたら・・ ・提出した日記に、先生が赤ペンでどこか一箇所、線を引いてくださるんですね。たぶん、それだけです。
その赤ペンで線を引かれた箇所を見て、「ああ、ここが良く書けてるってことだな!よしっ!」と納得して、私はそれで満足だったんです。単純ですね。
3学期の最後の日。
3学期の最後の日です。
体育館で終業式を終えて教室に戻ると、先生がみんなに一年の最後のあいさつをしますよね。ちょっとだけ感動的な 胸にじーんとくるあいさつです。
最後のあいさつの時に、先生が私を呼ぶので何かと思ったら・・・製本された私の一年分の日記を、手渡ししてくださいました。私の日記の束に、先生は真っ赤な表紙をつけてくださったんです!350ページくらいあったので、とても立派な本のように見えました。
先生から製本された日記を手渡されたとき、「コツコツ続けられることは、あなたの強みですよ」みたいな、そんな感じの言葉をもらったことを覚えています。
この時の私、、、実はめちゃくちゃ喜ぶわけでもなく、ただただびっくりしてしまったので、先生にきちんとお礼を伝えたのか記憶にないんです。むしろ、先生がここまでしてくださったことが、不思議なくらいでした。
私は日記を好きで書いていたのではなく、先生が「宿題」と言ったから書き続けただけだったので。つまり、本人はやるべきことをやっただけなんです。
作品コンクール入賞を狙い続けた10代。
初めて表彰されたのは小学3年生でしたが、よくよく考えるとその頃から、コツコツ積み上げたものは必ず自分のチカラになる、ということを体感として理解しているのです。
高学年になっても、中学生になっても、お習字も絵画も、マラソンもそうかな、、練習すれば必ず伸びるということがわかっているので、誰も見ていなくても入賞を狙って練習しました。
ずっと作品コンクール入賞を狙い続け、そのために分析・検証してきた10代で、それが今に至る(らしい)のですが、きっかけは小学校3年生の時の日記が始まりかも、、、と今回、ライブ対談して気がつきました。
24歳か25歳の赴任したばかりの先生、、、いま思うと、25歳くらいって、私自身は半人前どころか、手探りで失敗ばかり。仕事にワクワクしながらも、人間関係で何度も頭を打ち、期待と不安が激しく交差する、そんな時期でした。先生だって、本当は同じ気持ちだったかも。
作文コンクールに出してくださったことも、「コツコツ続けられることは、あなたの強みですよ」とおっしゃってくださったことも、今に繋がっていることを思えば、受け取ったものは、ぜんぶ宝物だったんだなって気がつきました。
ものすっごく有り難いことだったんだって気がついたら、、、今になって、先生に本気でお礼が言いたくなりました。(遅っ!
さいごに。お客様を支援し、未来を共有する仕事。
このブログをお読みの方の中には、講師業の方や、コーチやコンサルタントさん、お教室の先生や、専門職・クリエイターの方も多いと思います。
お客様を支援し、お客様の未来を共有し、お客様と長く、時に深く関わるご職業です。
サポートが終了しているクライアントさんから、
- 「マリさんから1年前に言われたこと、今になって腑に落ちました!」
- 「あのとき教わったことがやっと本当の意味がわかって、実は最近、テキストをやり直してます!」
- 「2年前にマリさんから、○○の仕事もできると思いますよと言われて、そうかなあと思っていたことが、いま本当にカタチになってきました!」
とメッセージいただくことがあります。
私の場合は、まだまだ、、、まだまだ、ほんのちょっと前のことですが、30年以上経って、あの時の先生との関わり方に感謝しているくらいですから、対人支援って深い仕事だなあと思うと同時に、人と関わる仕事に責任を持ち 、感謝をつないでいきたいなと感じた次第です。
思い返せば、子供の頃や学生の頃はもちろん、会社員の頃も起業してからも、誰かの影響を大きく受けています。
あなたには、そんな誰かがいますか?
ふっと浮かぶ人がいるなら、それ、すっごく幸せなことですね。ともに、次の誰かへ届けていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
溝端マリ
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