自分の過去を紐解き、未来を描く

みなさん、こんにちは＾＾

溝端マリです。

所属するコミュニティの中で

「『未来』という視点は、

今までこんな経験や学びをしてきた、とか

自分の過去を紐解くと、実はこうだった、とか
そんなことが全て『未来』へつながっていきますよね」
という内容の会話が出てきたんですね。

この辺りのことでここ数ヶ月、またいろんなことが見えてきたので、こちらにまとめてみました。
自分の棚卸しは何度もしているつもりだったけど、まだまだ知らない自分がいてびっくりします。笑

ネガティブな経験も含め自分の棚卸しをすると、未来への道筋が見えますし
いま、全てが未来へ向かう原動力となっています。

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わたしは起業した３年前から、

「働き方を創りだしたい」「働き方を創りだす人を増やしたい」の想いで活動しています。

起業という道もあるし、お勤めしながらの働き方もあるし、リアルとオンラインを使えば、働き方の自由度はぐっと広がると感じています。

お金をいただくことがゴールではありません。

わたしが「働き方を創りだしたい」と思うのはなぜなんだろう？って自分に問いかけた時、起業直後に見えてきたことは

１、

子供の頃から、大人になったら何になりたいなどの夢が全くなかった

２、

子どもの頃、働くことは辛いことだと思っていたけど、実際は楽しかった

３、

会社員時代のルールに縛られた働き方、不況の波やリストラに強い疑問を感じていた

などがありました。

過去の自分みたいな方へ、働くことは楽しいよって伝えたくて活動しています。

なのですけどね、、、さらに掘り下げてみたら、また違うものが見えてきました。

上記１と２について。

子どもの頃、わたしは夢もなかったし、働くことは辛く苦しいことだと思っていました。

・なぜ、夢がなかったの？

・なぜ、働くことは辛く苦しいことだと思っていたの？

ここに、最近まで向き合えていなかったんですね。

わたしが４歳の頃、父が事業に失敗して多額の負債を抱えました。母方の祖父がキャッシュで買ってくれた一軒家を売り払っても、まだ負債が残っていて、父はそれをサラリーマンしながら４年くらいかけて返していました。お財布から小銭すらなくなったことも、食べるものもお米すら本当に底を尽きたこともあった、と最近母から聞きました。

父は父なりに頑張って返済しようとしていたのだと思います。

でも、父は小さなことですぐ怒るし、機嫌が悪くなると突然壁が振動するくらいの勢いで怒鳴るし、ものを投げるし、食器やビール瓶が飛ぶことも、椅子が飛ぶことも、ガラスの破片が飛び散ることもありました。子どもに手をあげることもありました。恐怖に眠れない夜も記憶にあります。もう、嫌いで嫌いで大っ嫌いでした。

２１歳で実家を離れてからも、大きな物音や声を聞くたびにフラッシュバックする過去を、わたしはなんとか消そう消そうとしてきました。

記憶をたどると、、、父は昼間は会社に行き、夜勤の仕事もして、明け方に帰ってきてダイニングで食事を目の前に、手にはお箸を持ったまま、座ったまま寝ていた、なんてことも度々見ていたことを、最近思い出しました。最近です。

すぐ怒る父でしたが、体が本当にしんどかったのでしょう。

わたし達・子ども６人を食べさせていくのに必死だったと、今ならわかります。

でも、恐怖から、記憶を消したいと思っていたうちは、思い出せなかったし、自分の棚卸しをしても記憶が繋がらなかった。わたしの潜在意識が、ここを見ないように、触れないようにしていたのかもしれません。

そんな父を見て、子ども時代のわたしは、「働くことは辛く苦しいことだ」と思っていたみたいです。

でも実際に社会に出てみると、働くことは楽しかったんですね。

働くことは楽しいことだし、働き方の自由度も広げられる。

「働き方を創りだしたい」の想いは、そんな過去から続いていて、わたしの現在の活動の原動力となっています。

これがあるから、本気で「働き方を創りだしたい」と思えるし、本気で誰かと向き合えるわけです。