理想のお客様が集まるブログへ。「メディア発信力」診断 〈解説〉

マルタ島で空を見上げる

お客様が自然と集まるブログへ、アップデート!「メディア発信力」診断

いかがでしたか?解説を以下にまとめます。ぜひ、あなたのHPやブログに活かして、「発信力」をさらに磨いてくださいね!

 

Q.1 私の〈ビジネスのテーマ〉はコレ!と、ひとことで言える。 

はい or いいえ

ビジネスのテーマとは、英会話の先生なら「英語講師」かもしれませんし、ビジュアルコンサルタントさんなら「ファッション」、鍼灸サロンのオーナーさんなら「鍼灸」かもしれません。マナー、ピラティス、ブログ集客、ライティング講師、…あなたのビジネスのテーマは何でしょうか?それを「ひとこと」で言えるでしょうか?

Check Point・1 まずやっていただきたいことは、ご自身のHPやブログのトップページを開いて、ビジネスのテーマ=「ひとこと」が瞬時に伝わるページになっているか確認してみてください。「3秒以内」に伝わらない状態では、読者は自分が知りたいことだと思えなくて、離脱する可能性が高くなります。

Check Point・2 次に、お客様にヒアリングしてみてください。質問は「私のことを誰かに紹介するとき、何の人と紹介しますか?」です。Q.1の回答と、お客様の回答が一致しているでしょうか?

ひねった肩書きをよく見かけますが、読者に何をする人なのか瞬時に理解してもらえないようでは、サイト離脱が起きますし、見込みのお客様になっていただきにくいかもしれませんね。

 

Q.2 〈ビジネスのテーマ〉を届けることで、「お客様は○○○になる。」の○○○の答えが15文字以内で答えられる。 

はい or いいえ

Q.1で答えた〈ビジネスのテーマ〉を届ける先に、お客様はどうなりますか?15文字以内のできるだけ短い言葉で、書き出すことができるでしょうか。文字数は目安なので、正確でなくても大丈夫です。

これはお客様があなたから受け取る「価値」ですね。たくさん書けることもいいことですが、15文字以内にまとめることであなたの価値が1つに絞られるはずです。その1つとは何でしたか?

Check Point・1 まずやっていただきたいことは、ご自身のブログやHPのトップページを開いて、それが「瞬時に」伝わるページになっているか確認してみてください。

Check Point・2 次に、あなたのビジネスの核となる「メイン商品」の紹介ページを開いて、ページの冒頭部分で、そのサービスを受けるとQ.2の答えが叶うことが伝わる表現になっているか、確認してみてください。

「自分のサービスを受けると、お客様は○○○になります」と、説得力を持って言い切ることができているでしょうか。大切なポイントです。

 

Q.3 〈ビジネスのテーマ〉をお客様に届けるために「大切にしていること」は何ですか?ひとこと、または15文字以内の短い言葉で答えられる。

はい or いいえ

「大切にしていることは○○○。」○○○に当てはまる言葉を、ひとこと、または15文字以内のできるだけ短い言葉にするとき、すらすら書けるでしょうか?

これはあなたの価値観であり、お客様にとっての共感ポイントです。ひとこと、または15文字以内にまとめることで優先順位がつき、絞られるはずです。あなたの答えは何でしたか?

Check Point そこに出てきたキーワードが、ブログやHPに散りばめられているでしょうか?特に、商品の紹介ページ、プロフィールなど、読者の方があなたのサービスに申し込む前に必ず見られるところに記載されているか、チェックしてみてください。

 

Q.4 私の〈ビジネスのテーマ〉を構成する「要素」はコレ!と答えられる。

はい or いいえ

「コレとコレとコレが揃うと、私の〈ビジネスのテーマ〉が完成!」と言える要素を、3つ程度、最大5つくらい書き出してみてください。それぞれを一語、または一文で答えられるでしょうか?

これは、あなたの専門性が伝わるポイントです。メソッドとも言えるかもしれません。

Check Point・1 同業者との違いとして、表現できているでしょうか?教わった師匠や先生など、誰かが言っている言葉ではなく、ここにあなたのオリジナリティが出るはずです。

Check Point・2 書き出したそれぞれの要素について、ブログ記事が書けるでしょうか?この要素をさらに細分化したり、掘り下げることができたら、ブログ記事のネタも尽きないはずです。

逆にブログ記事のネタがなくて困る人は、ここが弱いかもしれません。ぜひ、ご自身のオリジナルメソッドを完成させてくださいね。

 

Q.5 あなたが〈ビジネスのテーマ〉を通して、お客様に本当に伝えたいことは何ですか?

「お客様や大切な人に、○○○!と伝えたい。」○○○に当てはまる言葉を、10〜20文字程度の短い言葉にまとめてみてください。文字数は目安なので、正確でなくても大丈夫です。

これは、お客様にとっての共感ポイントです。たくさん書き出せる人も、10〜20文字程度にまとめることで、言葉が吟味されるはずです。

言い換えると、ビジョンやミッション、使命や志しとも言えるかもしれません。あなたが実現したいこと、こんな世の中にしたいという理想の未来に、通じるものであるといいですね。

Check Point・1 ブログで発信することも含め、日々の活動そのものがここに通じているはずです。それがHPやブログで伝えられているでしょうか?

Check Point・2 商品の告知をする時や、プレゼンする時、つまりサービスを届ける時にもQ.5の答えを意識できているでしょうか。

サービスを届けること(売ること)をゴールとすることは決して悪いことではありませんが、その先に何を意識しているかは、読者の方にも伝わりますし、今後のビジネスの発展性も変わってきますね。

 

さいごに。

さて、いかがでしたか?実際に、ノートに言葉として書きだしてみると、色々な気づきがあると思います。

日頃、言葉を書き出すことに慣れていない方や、逆にいつも長文になってしまう方には、「短い言葉」でまとめることに苦戦されたかもしれません。

「ひとこと」や「15文字以内」など、「短い言葉」でまとめることで、言葉が吟味されますよね。繰り返し、同じ言葉を使うことで、読者の印象に残るものになります。

そして重要なことは、なぜその言葉を選んだのか?そこには必ず、「理由」があるはずです。

その「理由」がご自身の中で腹落ちしたとき、発する言葉にエネルギーがのります。内側からみなぎる自信になって、それがお客様や周りの方にも伝わります。

自分にとって腹落ちした言葉があるほど、写真やビジュアルを考えるときも迷いが少なくなりますよ。

言葉が共感を呼び、そこに理想のお客様が集まります。お客様のその先のお客様へ、言葉を届けるつもりで、一緒に言葉を磨いていきましょう。

溝端マリ

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