その商品名は大丈夫?お客様が集まる、ブランディングとネーミングの関係性。

ペンを持つ手元

「サービスのネーミングを練り直して、3案考えてみました!ちょっと迷っているんです。ご意見、聞かせていただけますか?」と、HP制作中の講師業のクライアントさんからメールが届きました。

私の継続サービスには回数無制限のメール相談が付いているので、サービスの企画や、ネーミングのご相談、商品ページの添削まで色々届きます。

HPを作りながら、言葉を決める。合わせて、お客様が自然と集まるメディア導線も構築する。どれも並行してやりますよ。
溝端マリのプロフィール写真

こんにちは!溝端マリです。ブランディングをテーマに、起業家や事業主様の世界観づくり・ファンづくりをサポートしています。

「使う言葉でお客様が変わりますよ!」と何年も言い続けているのですが、お客様にあなたのことをわざわざ選んでもらうためにも、どんな「言葉」を使うかは大切なポイントです。

今日はオリジナルサービスを持っている、または持ちたいと思っている起業家や事業主さんへ。お客様が自分ごとになり思わず申込みたくなる、そんな「サービスの名称」を考える時の視点をお届けしますね。

 

サービスの名称は、一歩踏み込んで。

サービスの名称は、お客様が一目見て「あ、私のことだ!」「私に必要だ!」と思ってもらえるネーミングを考えましょう。そうでなければ、スルーされてしまいますのでね。

頭ではわかっていても、つい、提供側が届けたいことをサービスの名称にしてしまいがち。自分がお客様だったら?って考えたらわかることなのですけど、、、こういうこと、私も含めすぐ忘れます。苦笑

 

サービスの名称は、さらにもう1歩踏み込んで、「一字一句」お客様が求めているかを見ていきましょう。

例えば、サロンの経営者さんが、同業のサロンオーナーさんにコンサルティングするとしますね。どんなサービスの名称が思いつくでしょう?

  • お客様が途切れない、リピート率の高い人気サロンの作り方
  • 3年・5年とお客様に長く愛される、理想のサロンの作り方

この2つのサービスの名称、どちらも人が集まるサロンになりそうな気がするけど、読み手の印象は違うはずです。

お客様は本当はどうなりたいのか?何を目指しているのか?どんな言葉ならすっと心に届くのか?そんな視点で、一字一句確かめてみてくださいね。

つまるところ、理想のお客様(ペルソナ)が、本当は何を望んでいるのか?ここを代弁してあげることに尽きます。

カフェのテーブルでPCを広げている

サービスの名称に重要な、1つの要素。

サービスの名称を考える時、もう1つ意識してほしいことがあるのです。それは、使う言葉に自分ならではの「根拠」があること、です。

例えば、先ほどの例でいうなら、「なぜ、お客様が途切れないの?」「なぜ、人気と言えるの?」、または「なぜ、3年・5年とお客様に長く愛されるの?」「理想のサロンって何?」、、、と、そこに自分なりの答えを見つけてみてください。

根拠があることで、たくさんの同業者さんに埋もれにくくなりますし、同時に、本当に必要としている人に見つけてもらいやすくなります。

こういう「言葉」ひとつひとつを丁寧に掘り下げると、いろんなことが見えてくるはずです。自分の強みを再確認しますし、お客様が何を求めているのかを考えますよね。さらに、オリジナルのメソッドや、セオリー(持論)が生まれたりします。

今回は「サービスの名称」でお話ししていますが、日頃から自分が使う「言葉」ひとつひとつを掘り下げていくと、「他者との違い」が作られるのです。選ばれる要素ですね。

こう言う小さな、「言葉」ひとつひとつの積み重ねによって、あなたが何者なのかが読者に伝わり、あなたのブランディングとして認知されます。だから、冒頭にも書きましたが、「使う言葉でお客様が変わる」んです^^。

 

さいごに。

ところで、あなたにお願いしたい!と言われるファンを持つことは、ビジネスをする上で全ての起業家や事業主さんにとって必須ですよね。リピーターさんの売上が、全体の3分の1か、半分でも占めていたら、事業が安定することは容易に想像できるはず。

でもファンがたくさんいないとビジネスが成り立たないの?と言われると、そんなことはなく、少なくても濃いファンがいれば事業は成り立ちます。

では、もしそうでなかったらどうでしょう?その場合は、「知り合いだから」「近いから」、もしかしたら「お安いから」という理由で選ばれているとしたら・・・?

言うまでもありませんが、別の「知り合い」や、もっと「近く」や、もっと「お安い」同業者さんが現れたら、お客様はそちらへするする〜っと行ってしまうかもしれません。苦笑

起業家や事業主さんにとって、個人としてファンをもつことは必須です。「知り合い」は一周すれば終わってしまいますから、お客様にわざわざ選んでもらえるように、「サービスの名称」もぜひ工夫してみてくださいね。

溝端マリ

 

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