ブランディングの重要性 〜2.22 岡山市障害福祉課セミナーレポ〜


岡山市障害福祉課の事業の一環で、セミナー講師。
ブランディングとデザインについて
事例をもとに、色々な切り口でお話しさせていただきました。
セミナーレポです。

なぜか髪がふわっとなって、白熱して見えるわたし。笑

 

ブランディングとは長期的なマーケティングの一種

ブランディングとは、特定のお客様に
自分の商品・サービスとその価値を認識させる
長期的なマーケティングの一種です。

ひとことで言うなら
たくさんの中から
〈あなた〉を見つけてもらうために必要なもの、です。
信用と共感が認知され、ブランドとして育てていくもので
大企業に関わらず、小さな事業であっても必要です。

ブランディングはコンセプトづくりの構築であり
構築後は浸透させなければ認知されません。
◎関連記事:ブランディングの意味と手法 〜お客様にあなたの価値を認識していただくために〜

この日は、洋菓子店での事例をもとに

・課題整理の具体例
・コンセプトづくりの手順
・ブランドストーリーの整理
・デザイン(見せ方)のヒント

・お客様がお客様を呼ぶ仕組みづくり

などをお話しさせていただきました。
特にブランドストーリーについては
店舗(ブランド・商品)の強みを整理し、過去の棚卸しをした手順をお話ししました。

 

ブランディングを見直す、その前に。

セミナー最後にお話しさせていただきましたが
今ある商品を見直したい!
パッケージを新しくしたい!
強みを生かした商品を作りたい!
と、新しいことを始めようと思うと
単純に仕事が増えるだけです。

新しいことを始める前に
手放すこと・やめることはないだろうか?

手放すことを決めることが大切ですね
とお伝えさせていただきました。

 セミナー後の、参加者様のアンケートの一例

・想いを大切にしたモノづくりを目指します。
・(理想の)お客様を明確にするだけで、売れる商品につながることがわかった。
・商品の強みをアピールし、お客様のニーズに応えていけるかを考え、作業効率をあげたいと思う
・パッケージデザインの大切さ=事業所を理解してもらう大切な手段として、改めて感じました。
・今日のような会を年3〜4回、開催してほしい。
・定期的にこのような会をお願いしたいです。
・新しいことを始める前に、辞められることがないか、を検討します。
「手放すことを決めること」
その話しが印象的だった、とのお声も複数いただきました。

 

さいごに。

どこでお話ししても同じことを伝えている気がします。
ビジネスもブランディングも、基本的なところは同じで、
人が悩むところも同じなのかなって。

講義形式でお話ししてほしいと言うご依頼に対して
トークディスカッション形式でご提案させていただきました。
受講者さんの表情が確認できるし
参加者さまのお声を拾いやすくなりますし
都度、ご意見・ご質問が聞けて距離感がぐっと縮まります。

ところで、大勢の人の前で、講義形式で
一方的にをするのは好きじゃありません。笑
この一年ほどの間に、行政(岡山市・岡山県)・大学などで何度か
お話する機会をいただきましたが
わたしは企画するほうが好き!

どうやったら、参加者の方が
ひとつでも多くのものを持ち帰ってもらえるかな
どうやったら、すぐ行動できる状態がつくれるかなって
考えて、セミナーを企画する方が好きみたいです。

教える・教わるの関係より、みんなで創り上げるイベントの方が好き、
と言うことも、やってみて気がついたことです。
何事もやってみないと、見えてきませんね。
不安なことはたくさんあるけど、やったもの勝ち。

◎関連記事
・「ブランディング」「デザイン」から考える「モノづくり」
・「何を感じたか」を伝える 〜IPU環太平洋大学での講義を振り返って〜

個人様・事業主様の「パーソナルブランディング」については、こちらをご覧くださいませ。
▶︎パーソナルブランディング

 

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